四谷アパートメント

四谷アパートメント	Memo　※印写真：新写真工房　堀内広治氏
	人が密集して住む都市で、風通しの良い快適な住まいをつくるために、簾戸のある土間空間を設けました。土間は内外の中間領域で都市と住戸の緩衝の役割を果たします。またメゾネット、αルーム等個性のある住戸の集まりとしています。コンクリート打ち放し、竹ローリング、金属製簾戸など素材にもこだわっています。
内井建築設計事務所　在所時担当

\|　格子（※）バルコニー手摺に再生木材を格子状に設け、和風のたたずまいを見せています。格子の手摺は風を通しつつ、視線を通しにくいように45°に振っています。		\|竹フローリング（※）最上階住戸は外断熱を使用しているため、天井はコンクリート打ち放し。床は素足の感覚がよい竹フローリングを使用しています。
\|　コンクリート打放（※）外壁はコンクリート打ち放し。共用部にも簾を使用して都市的な裏通りの景観に馴染ませています。		\|　メゾネット（※）メゾネットが重なった住戸形式としています。階段は蹴込みのないシンプルな階段としています。
\|　簾戸のある土間すべての住戸に簾戸のある土間を設けています。簾（すだれ）は耐久性を考えて金属製とし、既製の引き戸にはめ込んでいます。目の前に住宅がある街で、風通しのことを考えた一つの回答だと思います。		\|　サンルーム透明感のあるガラスブロックトップライトのある明るいユーティリティです。ユニットバスはセミオーダーで、自然光が入るように配慮しています。